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「分からない…」の終着駅(建設中)

R&B(初期)を作るには。DTMジャンル学習

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今回の記事は

この記事の続きです。

本記事は、「R&B編」です。

 

 

 

ジャンル学習を始める前に。

 

最近、曲作りとは

まさに どういう雰囲気、イメージ、

表現をしたいかというものに尽きる

 

と感じてきているHTです

どうぞよろしく。

 

 

ブルースが「ブルーな気分」

などから来ているのだとすれば、

このR&Bも近いものだと言えそうです。

 

以下より。

 

 

 

R&B(初期)の表現とは

 

ブルースのリズムが前に出たようなもの

などと言われるように、

案外表現の点でも似たようなものなのではないでしょうか?

 

 

ブルースがポップになったもの

とされていても、

 

R&Bは何処か、

ブルーな気持ちを吹き飛ばそうよ的な

前向きさを感じさせてくれるようです。

 

 

つまり基本はブルースで、

リズムという黒人たちの武器を前に出すことで

 そういう雰囲気にしているのではないか」

ということ。

 

 

なら気をつけるべき点は ただ一つですね。

 

リズム解釈です。

 

つまり裏ノリの話。

 

 

 

ブラック系のリズムのおさらい。

 

たぶん、黒人さんらの音楽に共通するのが

この裏意識だと思う。

 

実際ブラックミュージックの話になったら

必ず触れることになる話かと。

 

 

R&Bは均等な8ビートと聞いておりますが、

なんだかんだで裏意識は

自然に濃いのではないでしょう?

 

 

ブルースが

「タッタッ」なら、

 

R&B

「タ」のはず。

 

 

テンポの早さなのか抑えてるのかで

どう均等にしてるのかは

本人方にしか分からないところでしょうが

 

立体的にさえ感じさせる それはまるで

「歌うリズム」

 

 

西洋の旋律派な それとは

考え方が まるで違うように思います。

 

ここを意識してブルースにアレンジしてみることで

半分以上は出来たと言えるはず。

 

 

ここまでは

大まかな下書きみたいなもの。

 

だいたいのジャンルとしての要素は

これで出来たと言えるでしょうから

次は より具体的な部分

 

 

 

具体的な作りこみ

 

主なポイントはおさえられたと思うのですが

音楽は芸術モノにせよポップにせよ

結局はアートだと思うので、

 

このままだとジャンルという入れ物だけ

になってしまいますから

曲としては不完全になってしまうでしょう。

 

なので、テーマを決めていきたい。

 

ジャンルに沿ったモノで。

 

 

 

テーマを決める。

 

R&Bを「前向きさ」(明るさとは別)あるいは

ブルーさを跳ね飛ばす勢い」と解釈するなら

 

その性質は「反発」にある気がします。

 

 

「ブルーな気持ちは吹き飛ばせ」みたいに言うと

何処かラテンっぽさのある明るさにも

近づいていきそうですが

 

ボクが感じた範囲のものだと

R&Bは、少なくとも明るいわけじゃない

 

 

たとえは悪いでしょうけど、

「立ち直ろう」的な意味での強さ

 

そこら辺はソウルにも通じてきそうですね。

 

反発の点ではロックにも繋がってそう。

 

 

というわけで まとめますと、

 

・反発

・明るさとは違う前向き。

 (マイナスからのプラス)

 

 

ブルーノートの扱い方も変わるのかな?

 

より効果的に、

しかし寂しく落ちるだけじゃない

みたいな。

 

バリエーション的に。

 

変わるのなら面白いですね。

奥深いジャンルです。

 

 

というわけで、

テーマを決めます。

 

 

 

体験のためのジャンル学習なので、

ソフトに

 

「友達をなくした」

くらいにしておきましょうか。←ソフト?

 

全然「失恋」とかでも良いと思います。

 

 

 

コード使いについて。

 

やっぱりブルースそのものな進行

ってわけにはいかないかなぁ?

 

「ブルースの進行プラス…」みたいな?

 

持ってるブルース教本の中のR&Bによると

イントロに よく使われる進行とやらがあるらしい。

 

 

サブドミナントマイナーの代理なのか、

ディミニッシュのパッシング7thなのか

ちょっと判断できませんが、

 

I、この7thコード(♭VII7)、IV

という状態になっているので、

 

IVを代理のIImと見立てた場合の、

その間にくるI#dimを転回したもの、

♭VIIdimを7th化したもの

 

と見ております。

 

 

 

ブルースといえども

そのパターンは案外 種類があるっぽいですから

 

もしかするとコレは

そのうちの一つだったりするかもしれないし、

R&Bならではなのかもしれない。

 

ゴスペルから来てるのかもしれない。

 

 

何にせよ言えるのは、

コレを使うことによって、

流れの中に悲しさを付加できるっぽいという点。

 

これも一種のブルーススケール的な解釈?

 

マイナースケールとメジャースケール二つを

合わせたようなものって聞きますしね。

 

メジャーがマイナーのを借りてくる的な進行は

わりとブルースには当たり前だったり?

 

 

いやぁ…

まだまだボクは未熟者ですね。

 

 

 

他にも

別のブルースでは

♭VI7というのも見かけました。

 

V7に挟まれてます

 

II7の裏として見たら

このコードが出てくるから

後に続くV7に向かうIIの7thの代理と見てオッケー?

 

その前にあるV7に対しては、

偽終止的なものとして見て良いのかな?

 

案外、コレを

dimとして考えた場合の7th化として捉えて

それのパッシングとして捉えるのが良い?

 

 

……ブルースって意外に、

簡単そうに見えて結構 深い。

 

 

 

さらにR&Bの基とも言われるジャンプブルース

アップ テンポ シャッフルと書いてある)

に出てくるものも おさえてきたいところ。

 

Iの次の♭II7はV7の裏。

後のIに繋がります。

 

次の#IVdim7は手前のIV7のパッシングかな?

 

後のI7は#IVdimの転回したもの

(仮にF#とした場合のE♭)で、

一種のパッシング扱い?(E♭=D#)

 

I VI II Vも出る様子。

強めの進行パターンの一種で、

ここではゴージャス要素として扱われてるみたい。

 

 

 

ここまで見てきて分かったのは、

ブルースは あのシンプルな進行だけじゃなく

ブルーノートが大事ということが分かります。

 

もっというとブルーさ

 

それは進行にも現れるし、音使いにも現れる。

 

ちゃんと覚えておかないとっ!

 

 

 

楽器について

 

エレキギター

種類は知らないけど何でも良いのかな?

 

エレキベース

当時は非常に高価だったと聞いていたけど

さすがにミュージシャンとなると別?

アコースティックベースでも有り?

 

「ドラム」

DTM的にはMT Powerみたいのが最適かな?

リズムが立つし、ミックス的な意味でも使いやすい。

でも音色幅が…どうだろう?

 

「ブラス」

たぶんトランペット。

(サックスやトロンボーンもあるみたい)

 

鍵盤楽器

アップライトが似合いそう。オルガンも有り?

悩みますねぇ…。

どっちも扱いに慣れてないから尚更…。

 

 

 

トランペットの勉強をしました。

 

ほんの少しだけ。

 

とりあえず分かったのは

吹き方だけで鳴らせるということ。

 

参考記事

トランペットの吹き方:トランペットの演奏法

トランペットの吹き方:トランペットの運指表

トランペットについて調べてみた その2

 

 

……これはB♭管として解釈するべきなのかな?

 

参考

トランペットのしくみ:発音のしくみは?

 

B♭管ってやつみたいですね。

 

 

なので打ち込みの際は、

「B♭ C D E♭ F G A」となり

 

このうち

「運指無関係に鳴らせる音」というのが

「B♭とF」ということになる…はず。

 

 

ここまで分かれば、

そこそこの範囲であれば

わりと打ち込みには困らないかな?

 

 

課題点があるとすれば

特殊な奏法をどう使うかというところ。

 

 

今後、ゆっくりブラスに慣れていければ

その辺のカンも はたらく ようになる?

 

 

 

アレンジを決める。

 

コードは気軽に組んで良いだろうとは思いますが、

わりとマイナーかメジャーかくらいの

ブルース進行に対するアレンジとして対応できるはず。

 

仮進行の考え方を当てはめられそうですね。

なので最初はシンプルなブルース進行で。

 

 

 

次にリズムを決めてみます。

 

均等な8ビートをとりあえず

そのままハメておく。

 

仮リズムですね。

 

 

続いて楽器(伴奏)

 

これはゴスペルの話ですが、

あれは低音が魅力とされていて、

伴奏の音域は低い方で作られるらしい。

 

それはボクが思うに、

黒人のリズム感に関係するのだろうと

予想します。

 

 

ちょっと脱線しますが、

リズムとは低域だと言えると思います

HTです どうぞ よろ…。←挟むな。

 

 

さらに別の話で、

集めた情報によると、黒人さんには

ある身体的特徴があるようです。

 

どういった生活の流れで そう進化したのか

生物学的な話は知りませんが

その特徴がリズム感に深く関わってるらしい。

 

参考

黒人のリズム感が良い理由はアレが小さいから!?

 

 

ざっと まとめると

「低音に対する感度が違う」

という話。

 

 

つまり、「リズムをおすということは、

低域をおすことになるのではないか」

そうボクは考えたわけです。

 

 

ということは、リズムアンドブルースは

低域もポイントなのではないでしょうか?

 

リズム隊、伴奏は低めにする的な。

 

 

 

いや、当たり前すぎる話かもしれませんが、

ボクは こういうヤツです。

 

確かめないことにはスッキリしないし、

ロクに曲も作れない。

 

 

なんにせよ、関係性が見えてきましたね。

 

主なリズムは低域が作り、

その補助を上の帯域がやり…的な。

 

 

 

制作に向けて。R&Bのまとめ。

 

・基本はブルースコード

リズムでノリ良く均等な8ビート

・リズムを強調する低域寄りで伴奏

 

 

 

テーマについては こんなんで。

・「友達なくした」

 

トーリー的には、

自転車のサドル以外全部持ってかれた

みたいにしとくかな?←

 

 

失恋ものだったら浮気されたとかで

一気にブルー。

 

 

なんか こういう具合で。

 

 

まぁ、ようは

「とりあえず踊っとこう」

ってヤツです。←

 

 

 

で、その基本部分に

気分を盛り上げる要素を加えれば

 

「ブルーな気持ちを吹き飛ばそう」な

R&B流の暗さからの立ち直り的 明るさ

が出来上がるわけですね。

 

 

このテーマの場合だと

「笑うしかねぇ」って感じ。

 

 

…ボクのテーマはともかく、

こうしてみると

R&Bって渋い音楽ですね。

 

 

ジャズにもゴスペルにもあるような

そういう要素を受け継いでいるのかなぁ。

 

 

というわけで、実践。

 

 

 

出来上がり。

 

「とりあえず踊っとこう的な」

リンク先noteより。

 

 

ブルースに近いってことで、

とりあえずワンコーラス分にしました。

 

 

今回は

時代の流れで内容が変わってきたジャンル

でもあったので

 

特にノウハウとか分からないまま、

手探りで作ったわけですが、

 

R&Bらしいブラスとかが無い」

ってとこを除けば、

 

これまで通り

「○○風」は守れてるんじゃないでしょうか。

 

 

そうだったら良いなぁ♪←

 

 

 

構成としては

ピアノとギター2本、

ベース、ドラムの計5です。

 

 

音源は以下の通り。

 

・presence

ギターとベース。

 

 

・Skerratt London Piano

アップライトピアノです。

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上手く出せませんでしたが、

デモの高域の鳴り方が理想的でした。

 

 

・EZdrummer2

なんだかんだで こっちを選択。

 

ホントはこっちもキレイ過ぎるので、

もっとチープな感じのを選択したかったところ。

 

 

 

トランペット等、

ブラス類は やめておきました。

 

あまりに不慣れと言いますか、

どうにも思いつくところが無く…。

 

音源のせいにするつもりはありませんが、

どうもpresenceですと

スッキリしないと言いますか…。

 

どちらにしたって

お手上げでしたね。

 

 

前身と言われてるスウィングジャズ、

ビッグバンドでも勉強してみれば

何かスッキリ出来るかなぁ?

 

 

たぶんR&Bのブラス要素は

そのあたりからのものだと思うんですよね。

 

ダンスミュージックとしても、

ブラスアレンジとしても。

 

 

 

制作について。裏話?

 

「ダンスミュージックとは」

というものを確かめる

良いきっかけにもなった気がします。

 

以下、

ボクのR&B風 曲 失敗例。

同じくnoteです。

 

 

ブラスはVSCO2で、

途中にはVOX(ヴォイス、コーラス?)があります。

 

 

使い方が悪かったのか、ブラスに元気が無く

R&Bには違和感がありましたので、

 

VOXともども

修正後は外しました。

 

 

しかし

一番のポイントは そこではないんです。

 

 

 

このバージョンの何が おかしいかって、

ドラムが動きすぎるところ。

 

 

 

考えなしにやってたら

こうなってたことに気づいて、

 

ブラックもどき どころか…ッ」

って感じです。

 

いやぁ、失敗 失敗。(苦笑)

 

 

 

個人的には好きなドラムなんですけど、

R&Bの体験には不要なアレンジなので

 

studio oneのスクラッチパッド機能使って

分けることにしました。

 

(気に入ってはいたので、

 修正後もコーラス終わりに入れてますけども…)

 

 

 

古いR&Bって

ストイックと言いますか何と言いますか

ホントに動かないんですよね。

 

ずっと刻み続けてる。

 

 

スロー系だったら雰囲気付けに

多少は動くものなんでしょうけど

それでもボクの失敗例ほどじゃない。

 

 

 

そういえば以前、ミュージシャンの方から

こんな話を聞いたことがあります。

 

ダンス系の曲のドラムを

キーボードで(主にキーボーディストの方なので)

フィルを交えながら やってみせてたところ、

 

「それ(フィル)いらん」って言われたんだとか。

 

マチュア時代の体験談として

聞かせていただいた その お話…。

 

 

今また思い出しましたっ。

 

そして繋がった。

 

 

フィルって急に いろんな細かい音符が混ざってくるから

「踊る」となると やりづらいんですってね。

 

R&Bがダンスミュージックだったのなら、

当然、ドラムの不要な動きも無くて当然でしょう。

 

 

勉強になります。

 

 

 

終わりに。感想。

 

今回の学習で何より面白かったのは、

 

ひとつのジャンルにあるルーツのことだったり

それらが どのように曲中に取り入れられてるか

 

学べたところでした。

 

 

「どのへんが何のジャンルから来てる やり方で

 どういう音楽性になってるのか…」

良い刺激になりました。

 

 

 

勉強は大変っちゃあ大変ですが、

ボクは今ホントに初めて、

 

ホントの意味で活き活きと

音楽が出来てる気がします。

 

 

これが音楽と向き合い、楽しむということかぁ。

 

 

まだまだジャンル学習は続きます。

 

それではっ!