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難しい作曲理論は抜き!コード進行のつけ方と組み立て方!

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曲作りのハードルの一つコード進行の壁!

 

HT(@HTlroad)です。

 

コード進行というのは、「曲として成り立つ進行」という点では、わりとバリエーションないんですってね。数えたわけではありませんが、案外無限ってほどではないらしく…。

 

そんなコード進行に対して「作る」っていうのは、もはや おかしな話ってレベルにあるのかもしれません。クラシック全盛の頃の かつての偉人たちが出し尽くしたと言われるコード進行パターンに、オリジナルは幻想と言えるでしょう。

 

しかし、理解はしたいところですね。自分が何のために その進行を「選択」したのか。今回は そんな感じの内容っ。作ったメロディ、あるいは これから作るメロディのために、適切なコード進行をつけ組み立てるための 勉強記。

 

はじめに。この辺の知識があればグッド。

 

  • 「ダイアトニックコード」を知ってる。
  • トニック、ドミナントなどの概念を知っている、分かる。

どちらも大事ですが、特に緊張と解決の方は感覚として重要ですね。

 

【関連させとく記事】

ちょっとだけ凝ったことをしたいなってときは、

  • 和音の音の積み方を知ってる。
  • コードトーンの持つ役割を理解している。

この2点があると ひとまず安心ではないでしょうか?まだありますっ。思考を楽にする意識のaとb 以下よりっ!

 

a.すべての進行には原型がある?

 

たとえるなら絵。どんなものも複雑な部分を削ぎ落していけば直線や単純な四角形、丸などに置き換えることが出来るでしょう。積み木にもたとえられるかと思います。極限まで情報を削った知育玩具です。

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簡単な例を挙げてみます。C G Amの「偽終止」とか どうでしょう。元はC G Cトニックからのドミナントモーションですが、最後をトニックの代理コードの1つAmに変えることで終わりきらない感じを演出していますね。

 

また、GからAの音へとルートラインが動いてることで なめらかさも出ています。その点に注目して、ときには この間に経過和音としてA♭dimあるいは その代用版のA♭7を挟むことも出来ます。C G,A♭dim Amみたいな感じ。

 

これなら無理に0から1を生み出す段階で難しい進行なんかを作ろうとしなくても、まず「簡単なアタリを取ってから…」という形で1を生んでから組んでいけますので、わりと自由めに作れるようになるかと思います。

 

b.簡単に考えてみましょう。コード進行論攻略。

 

結論から言って、コード進行から得られるイメージの起点は、「その進行のアタマのコード」ではないでしょうか?そして その後に続くコードらは「進行感」。単体で聴くdimは不気味ですが進行の中で挟むと美しくさえ感じますよね。

 

ようするにアタマのコードが持ち込んだメインイメージに対しての音(アタマに続くコードら)の動きが、進行のイメージとして語られるのではないかという説。

 

こう考えると、だいぶコード進行というものが見えてくるようです。もちろん完全に理論から解放されるわけではなく、感性でいうところの納得がいくようになるのではないかなぁと。期待しております。続けます。

 

ルートやリズムのカウントのようなもの。アタマで伝える。

 

和音が その和音だと分かるのはルートだと思います。厳密には「分かりやすくする」といったところなのでしょうが(オンコードがあるので)、基本としてルートの存在は和音を示す役割を担っているでしょう。

 

リズムはカウントがありますね。カウントではなくとも、何拍子で どういうノリかを曲の冒頭で伝えてることが多いはずです。何かしらの形で どのアーティストさんも表現してるかと。

 

そんなふうに、「こういう予定で進むよ」みたいな、聞き手に対して伝えてくる情報というのがありますよね。無くても良いけど有ると分かりやすい、そんな立ち位置で。コード進行にも同じようなものがあるのではないでしょうか?

 

進行の支配関係を強調するか しないか。

 

進行って わりと単純な話なのかもしれません。たとえばアタマのコードでCを選んだのだとしたら、そのコードが持つイメージ起点どんな進行感でコードを動かしていくかを考えるでしょう。

 

進行感の強いドミナントモーション、4度進行、それぞれキー内における支配関係を強調する進行だと思います。逆に言えば、それ以外の進行だと印象の面では少々薄いことでしょう。

 

これらの仕組みを利用したのが「コード進行のイメージ」なのかもしれませんっ。

 

支配関係が進行感としてる一方、各コードの役割も影響する?

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キーCにおけるAmとキーGでのAmは役割が異なりますよね。進行先が違ってきます。AエオリアンとAドリアンともたとえられるかと。性質と言いますか、とにかく別物なわけですね。

 

アタマのコードがイメージの起点になり、後に続くコードらによる進行感が、全体で見たコード進行イメージを作るのだとすると、進行感のバリエーションは ここで作られるのかもしれません。借用コードが良い例かと。

 

こう考えると いろんなコード進行で発見が得られそうです。「そうか この不思議な進行は 〇〇の〇〇を持ち込んで雰囲気を作っているのか」みたいな。別のキーの支配関係で成り立つ役割と そのイメージを組み込む的な。

 

進行はメロディのように!2種類のコード進行タイプ。

 

1.コード進行で歌う曲

(コードが良く動く。「コードごと歌う」とも言える。)

 

2.メロディで歌う曲

(雰囲気として一定に漂い続けるみたいに あまり曲に影響を与えてこない洋楽的ストイック進行タイプ。)

 

自分が作りたい曲は、どちらのタイプで実現できそうか、この辺を決めておけると、迷うことなく制作を進められそうです。

 

【関連記事】

  • 上下で考える表現。
  • 跳躍具合による表現。

この2点がコード進行作りにも応用できるかとっ。ルート(※)を使います。※Cmaj7とかC9とかのC部分。ここがコードのルート(根音)。

 

【参考になる動画】

 

メロディ感覚で作る。

 

ものすごく簡単に言うなら こんな感じ。

 

半音進行

音程の距離が狭いと なめらかな聞こえに。

ロディアス。

中間

音程の距離が離れると勢いがつく。パワー。

跳躍進行

  

まさに「メロディ感覚」ですね。全音譜~半音譜等、広めのメロディみたいな感じで歌えるルートラインを書いてみましょうっ。

 

ルートで作った進行をコード(和音)にするには?

 

だいたい「ルートがあって、3度の音があって、5度がある」そんな関係になるのは ほぼほぼ間違いないかと。基本は こう。

 

厳しいのはジャズとかで多用されるオンコード(分数コード)ですね。たとえば途中のコードが「C/B♭」とかになるルート進行が作れたとしたら、このB♭はCにとっての7thゆえ、「C/B♭コードだ」とは思わないですよね。

 

コレの対策はすべての進行には原型があるのくだりで すでに触れた「すべての凝ったような進行には元となる基本がある」が使えます。以下。

 

オンコードルートの場合は?理論から探してみる。

 

凝ったコードが登場する その前後のコードが分かれば、オンコードでない方の、本来のコードが特定できるわけです。

 

「普通の進行に ちょっと工夫を」みたいな感じで、そのコードが理論上使える何か(〇度にあたる音)がルートに来てるだけ…と覚えておけばスッキリかなと思います。

 

【とても参考になる記事】

表記上の都合でオンコードにして書いてるケースもあるっぽいですし、その場合は特別な理由でもないなら素直にルート通りのコード名でっ。

 

クリシェ(※)を使ってると分かる場面なら連続でオンコードが来ても、曲のキーさえ決まってれば対応可能。※半音あたりで なめらかに進行してく手法。

ルート「C B B♭ A」キーがCだったとして、コード「C G/B C/B♭ Am」

 

ただ、経過和音とも区別しなきゃいけないので、知ってる理論の幅次第で何と解釈するかは変わってくるかもしれない。(経過和音は たいてい一瞬挟むくらいのものなので分かりやすいかも?)

 

和音の音の重ね方も考えてみる。

 

コードの基本構成音は1度と3度と5度ですね。この音を重複させると、なんか強くなります重みが増す感じ。

 

逆にテンションノートだけを重ねて濃くしてる場合は、土台にあたる3和音部分が薄まる分、テンションの緊張感も合わせて、フワフワした浮遊感が出てきます。

 

ジャズ、フュージョンボサノヴァとかの響きの感じですね。

 

テンション。コードに重ねるのか。メロディに使うのか。

 

コードを場面、背景と解釈した場合、メロディはアクターといったところでしょうか。メロディに使う場合は語りの感情のようになり、コードに使う場合は雰囲気を作るイメージ。

 

長く聴かせたい場合はコード、流させたい場合はメロディみたいな、そんな選択になるかと。メロディで使ってるけどコード側にも雰囲気として欲しいってときとか、メロディには無いけど…ってときにも。

 

アレンジの参考に!コード内の上の方と下の方の役割。

 

【和音 上】

音程効果が分かりやすい。和音の装飾部

 

7thや他、テンションノート類…都合が良ければメジャー、マイナーを分ける3rdも入ってくる域。「目立たせたい音を置くための域

 

 

【和音 下】

主にルートが一番下に置かれ、他は音の性質(テンションや音色等)の都合で上に置けなくなったトーン(5度とか)が ここに。つまり、コードの中心部にあたる。「曲の芯を任されてる域

 

ボイシングを考える。

 

 密度があるため、パワーが出る。硬さや、濁りも得られる。

 

 音と音の間にスペースがあるため、広がりが出る。

 

以上。

 

どうやってコードを付けるか、音を組み立てていくかについて今の自分に書ける限り まとめてみました。「難しい進行理論は、つまり基本の応用」そう考えて進めていけば、わりと自由が ききそうな気がしてきますよね。ようは感覚を鍛えた方が早い的な。

 

正直、コード進行を決めるのって、メロディを作るのより酷で、嫌~な作業だったんですけど コレで幸せになれるはずっ。

 

それではっ!良い創作ライフを。

 

こんな手も有り。先人の生み出したコード進行を使う。

 

生み出したい流れが完成されてるようなものなので、上手く はまらないケースも多々あるのが注意点。メロディが求める方向性と一致してないと意味がないわけですね。

 

ただ、コードを先に決めてからメロディを作るのであれば問題なし。

 

「使っていいよー」なコード進行集MIDIパターン付き書籍とかありますし、そういうのを使わせてもらいましょうー。ちょー楽になります。サイトでは こちらが まとまってて好きです。