甘噛みシンガーソングDTMer HT

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〔シンセ〕国産フリーVSTi「Synth1」シンセ入門に。

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日本生まれのVSTシンセ♪「Synth1」

 

「有名すぎて、プリセットを使ってるとバレる」それくらい有名なシンセ音源。「シンセ音作り入門用」としても名高い定番フリーVSTシンセサイザーですね。むしろ そっちの方で有名かもしれません。

 

プリセットだけではピンときづらいかもしれませんが、使い込めば使い込むほどに この音源が いかにステキなシンセかということが よーく分かります。

 

人によっては このシンセだけで一曲作り上げることもあるようです。有料でも違和感が無いとまで言われるほどに その筋の評価が高いsynth1…。ぜひとも使いこなしたいところです。

 

機能。

 

けっこう触れるとこ多くて大変でした…。たぶん、これだけのことさえ分かってたら だいぶ使いやすく・触りやすくなるはずっ。

 

ちなみに このシンセ、色とかも変えられるみたいです。「opt」からサイズとかカスタマイズとか、そういうのを押すと設定できます。ボクは音さえ出れば良くて、その辺については一切触れてなかったのですが、近々オシャレなのを模索していきたい。

 

オシレーター

 (発振器)音の元(波)を発する。

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「1」

波形を選択。

 

FM…FM変調と言われる。

フリケンシーモジュレーション(周波数変調の意味。)の略。AMに比べノイズっぽくないとか。エレピとかブラス等、音の再現にも使われる

 

Sub…サブ・オシレーター

厚みを出す目的で使われる。オク下と0で波形を選ぶ。

 

 

「2」

オシレーター二つ目。波形選択。

 

ring…リングモジュレータ。

アンプリテュードモジュレーションの類。金属音的なのとか作れる。

 

sinc…「1」に位相を合わせてくれる的な。

 

track…オフにすると音程を持たなくなる。

 

pitch…音程調整。

 

fine…より詳細に音程を細かく調整する。

 

 

m.envモジュレーションエンベロープ

時間変化のこと。 A・D・amtに影響。

 

  • A …アタックタイム(ピークまでの時間)
  • D …ディケイタイム(サスティン=持続音 までの減衰時間)
  • amt …アマウント。量という意。m.envの変化量を決める。

 

 

destDestination(目的地という意味。)

m.envで時間変化させる対象を選ぶ

 

key shift…いわゆる移調機能ですね。

数字ひとつにつき半音分となってます。

 

トランスポーズとの機能の違いはMIDIにある。こちらはMIDI信号から変化するのに対し、key shiftは"MIDI信号上には" 変化が無い。たとえば外部にkey shiftで いじったものを送っても、移調されずに音が発音される。言ってみれば、key shiftはギターでいうカポで、トランスポーズはチューニングみたいなイメージ。

 

 

mix…「1」と「2」の音量バランス設定。

 

 

p / w…pulse width(パルス幅)の調整。

※パルスはパルス波のことで矩形波(矩形とは長方形のこと)の一種。

 

 

phase…位相。

波をズラします。これも たぶん「1」「2」で。

 

tune…「1」と「2」の音程をズラす。

 

 

 

アンプリファイア

増幅器 ←ちなみにGainは増幅率のこと。)

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A…アタックタイム。

音の立ち上がり。

 

D…ディケイタイム。

サスティンまでの減衰。

 

S…サスティンタイム。

鍵盤を押してる間の持続時間。

 

R…リリースタイム。

鍵盤を話してからの残響の時間。

 

Gain…増幅率。

ここでの扱いは、主に 音量。

 

Vel…ベロシティの値によって変わる音量の幅を調節。

 

 

フィルター

(フィルタエンベロープ

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type

  • LP…ローパス(低域を通す)
  • HP…ハイパス(高域を通す)
  • BP…バンドパス(※)

(※カットオフ周辺帯域以外のカット。ハイとローの組み合わせ。)

 

 

A・D・S・R…アンプリ~で触れた通りです。

ここではフィルターの かかる速度と思われる。

 

amt…アマウント。

上のADSR(エンベロープ)の変化量をいじる。

 

 

frq…カットオフ・フリケンシー。カットオフ=「遮断」

LPとHPとBPは それぞれ このカットオフで指定した帯域を基準に作動する。

 

res…レゾナンス=共鳴。

カットオフの端っこを持ち上げる。明るさと扱われることも。

 

sat…サチュレーション=彩度。

飽和、軽い歪と扱われるのがDTMでは一般的。

 

trk…トラッキング感度。

簡単に言うと音程ごとにカットオフの設定を加減させる機能。

 

vel…ベロシティ数値ごとに

フィルターエンベロープの かかりの強さを設定。

 

LFO

(ローフリケンシーオシレーター=低周波発振器。複雑な変調、うねりを作る。)

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1と2…2つのLFOのオンとオフ。

 

数字のすぐ横の画面…波形選択。

 

dst…たぶんDestination(目的地)のこと。変調先の選択。

  • osc2 …オシレーター2のピッチ。
  • osc1,2 …それぞれのピッチに。
  • filter …カットオフに。
  • amp …音量に。
  • p / w …各オシレーターのパルス幅に。
  • FM …周波数変調に。
  • pan …定位を。

 

spd…変調速度。

 

amt…変調量の調整。

 

tempospdの速度(周期)を

 

key…オンで発音のたびに位相リセットするらしい。

 

 

アルペジエイター

(テンポに合わせて音を分散してくれる機能。オンオフで切り替えます。)

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type…演奏タイプ。4種類。

  • updown
  • up
  • down
  • random

 

range…幅のこと。

演奏範囲をオクターブで設定します。

 

beat…刻みを全音符から32分の3連まで設定できます。

 

gate…鍵盤を押してる時間の長さを調整。

 

 

エフェクト

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画面の。…エフェクトの切り替え。

 

 

ctl 1と2…コントロール

エフェクトの かかり具合調整。

 

level…いわゆるMIXの類。

エフェクトと原音のレベル調整。

 

イコライザー / パン

(周波数処理と定位処理)

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EQ パラメトリックタイプ。

  • freq …周波数調整。
  • level …エフェクト量。
  • Q …イコライザーの影響幅の調整。鋭いのと平らっぽいの。
  • tone …右に回すとローカット、左はハイカットになる。

 

Pan (L-R)

 

 

テンポ / ディレイ

 (テンポ同期。)

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画面の。

  • ST…ステレオ。
  • X…クロスフィードバック。
  • PP…ピンポン。 

 

クロスとピンポンについて

クロス…左右で鳴ってる音がズレる(Spread)ことで効果が出る。

ピンポン…ディレイ音自体が左右に出てくる。

 

 

time全音符から32分3連

 

sprd…「広げる」という意味。

左右でディレイタイミングをズラしてステレオ感を出す。

 

fdbk…フィードバック。DTMにおいては「繰り返し」的な効果。

 

tone…これも たぶんカットオフ。

 

d / w…ドライとワイド。

 

 

コーラス / フランジャー

(ショートディレイの類。)

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画面の。…たぶんVoice(音声を重ねる)数のこと

 

time…m秒単位で調整できる。

 

depth…深さ。かかり具合の調整。

 

rate…「度合い」

エフェクター音に揺れを作る。

 

fdbk…フィードバック量。

 

level…エフェクト音量調節。

 

 

wheel / MIDI

(MIDI CCでの操作を可能にするためのところ。)

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p.b range…ピッチベンドの音程変化の幅。

 

src 1と2…12種類のMIDI CCをそれぞれ選択。

(srcの略は分からず)

 

隣の。

ここは上の各ツマミを選択し、 当てはめることが出来るようになってるようです。画像ではLFO1のdepthやspeedが選択されてる。(mod wheelの書き込みによって変化させられる状態。)

 

 

Voice

 

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Poly…ポリフォニック。和音が使える。

 

Mono…モノフォニック。単音のみ。

 

legato…レガート。モノと変わらない。

※こっちは音を途切れさせないように演奏させる。

 

Poly画面。…Polyモードにのみ対応。

重ねられる音の上限を決める。ちなみに1にするとモノと同じ効果。この状態で和音を鳴らすと最後に設置したノートだけ発音する。

 

portamento…音を滑らかに繋ぐ機能。

ツマミは速度。

 

auto…ノートを重ねてるときだけ反応するようにできる。

 

unison…同じ音程の音を(微妙にピッチをズラして)重ねる。

 

num画面…ここは重ねる音の数を設定。

 

det…デチューン。

半音より細かく音程を設定する。

 

phase…位相。

 

sprd…左右に広がる効果を作る。

左と右でズレを作ってる(と思う)。

 

pitch…半音単位での音程調整。

 

 

プリセットの設定、および音色の保存。

 

synth1の下の方、「write」のさらに下『opt』をクリック。オプションが出てきますので、ここの「general」、「program bank folders」の上の方にある『browse』をクリック。 

 

パス(フォルダ)を指定する画面が出ます。そのフォルダのsynth1のダウンロードのときに解凍したファイルの中にある「sondbank」を指定。 


synth1の標準プリセットは横に「00」と数字が打ってあるフォルダです。(128のプリセットが使えるようになります) ちなみに作成したプリセットの保存は次の「01」から。

 

まとめ。

 

ものすごく ざっくり言いますと、 

といった感じです。

 

 

シンセ入門用として学んでおきたい あらゆる機能の全てが詰まってる「synth1」

 

あまり音の出来(デフォルトプリセットの話)については、ピンと来ないかもしれませんが、公式サイトにあるデモや、Youtubeで見られるsynth1での音作りチャレンジャーの方々の作品は どれもフリーとは思えない質でした♪

 

自力で音作りすることを前提として作られてるということなので、案外、無限の可能性を持っているのかも?

 

以上ですっ。それでは!良いDTMライフをっ♪

 

作ってみたっ!

 

スーパーソウです。手元に そういうシンセ無かったので。

※後半はエフェクターあり。全パートsynth1だけで構成してみました。

 

はじめて作ったので、質は…あれですけども。

 

以下、必要ないかなぁとも思ったのですが、一応 解説。

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とりあえず、波形はソウを設定します。synth1の場合、オシレーター1とサブと2ですね。それぞれピッチをズラして重ねます。

 

アンプのところではアタック最速が たぶん基本。他は好みかと。サスティンをフルで出すのも大事な要素かも?(足りないと迫力が無い)

 

それからフィルターのところは、LP12に変えておきます。他はオフ。frqとsatは お好みでしょうか。

 

numで重ねる音の数を設定し(7くらい。)、detやphaseをいじって荒めにし、厚みを出したら だいたい完成♪上のデモみたいな音になります。

 

【その他】